困った時の神頼み
神社によくいくようになった。
目に見えないものを信じるようになった。昔は神頼みなんてしなかった。墓参りにはいくけれど。
昔は自分の目の届くところだけ心配すればよかった。でも 子供が生まれたり、どうやっても手に届かない所に心配事ができたり、案じることができたり。
仕事でも責任の範囲が広がると、目に見えないものにも縋りたくなるのかな。
謙虚になったのか、真面目に生きようとしている。ということかもしれない。
何百年前、拙い航海術で中国を目指した遣唐使は思うに任せない航海の安全のため船に冠をのせ、爵位を与え船の霊を慰めて航海の無事を祈ったそうです。子供の成長を願う七五三や収穫を祈る秋祭りなど、自分だけでどうしようもないことは神様に頼むしかないから。
歳をとったということでしょうか。